レナードは「今」に生きるという至福の体験へと人々を導くことに40年以上に渡り自身の人生を捧げてきました。レナードは非常に深淵なプレゼンス(今この瞬間に根付いた意識の次元)に常に按じ、その教えは「この瞬間以外に生の真実は存在しない」という普遍的な真理の認識へとわたしたちを導きます。今この瞬間に根本的に定着し、思考(マインド)とエゴ(自我)と正しい関係を持つシンプルでパワフルな術をレナードは伝授します。それによりあなたはプレゼンスから無意識の内に引き離されることがなくなるのです。
「レナードはあなたを目覚めの実体験へと導く」
レナードは思考(マインド)とエゴ(自我)の本質に独自の洞察を持ち、最も深淵な真実を明瞭かつ端的に表現してくれます。このため初心者の方々でも今この瞬間の意識(プレゼンス)、真実、また人生の喜びを迅速に体験することができるのです。
また長年目覚めの道を歩み、非二元性の教えに慣れ親しんで来た方々をレナードは完全に目覚めた次元へと導くことができます。熟練した方々が陥りやすいマインドや感情の傾向に卓越したガイダンスを与え、完全に目覚めた意識に定着するよう巧みに示唆してくれます。レナードの教えは正に目覚めの道の啓示に他なりません。
「プレゼンスの癒しのパワー」
多くの人々が今この瞬間の意識(プレゼンス)を体験し、今この瞬間に更に在ることで、人生が深淵に変化することを体験してきました。その一方で、日常生活や人間関係において今この瞬間の意識(プレゼンス)を維持することができないでいます。これには二つの理由があります。第一に未だに癒されていない過去から解放されていないことです。第二の理由は多くの人々が抑圧された過去の感情を未だに抱えていることです。このような抑圧された感情は現状に絶え間なく投影され、人生体験を歪めています。このため根本的に今この瞬間に在ることができないのです。レナードは卓偉なヒーラーとして、幻想を貫いてあなたを過去に留める根源に至り、その過去を完結し、癒し、解放することができます。レナード曰く、「私の教えは過去とは全く関係ありません。それは今この瞬間に関する教えです。しかし時には過去に戻って自分たちを解放する必要があります。」
「エゴ(自我)の委ね」
エゴ(自我)こそが目覚めにおける最大の障害です。あなたが今この瞬間を体験し、それを心から愛しんだとしても、エゴ(自我)と正しい関係を持てるまで、あなたは真に目覚めることはありません。レナードはあなたのエゴ(自我)に安らぎを与え、委ねへと巧みに導いてくれます。レナードが参加者のエゴ(自我)との間で繰り広げるワークを目にするあなたは、その卓越したガイダンスに感嘆することでしょう。そしてそれを目撃するだけでも、あなた自身のエゴ(自我)との関係が自ずと変容することができます。
経歴
レナード・ジェイコブソンは現代の神秘家であり、スピリチュアル・ティーチャーです。レナードはこれまで自身の人生を人々を「今この瞬間に生きる」という喜びに満ちた人生と目覚めに導くことに捧げてきました。彼は1944年にオーストラリアのメルボルンで誕生し、メルボルン大学で法学を専攻。1969年に卒業した後に判事と成りました。そして1981年に最初の神秘的な目覚めの数々を突然体験し、彼の人生観と真実と現実への見解が深淵に変容したのです。
レナードはこれまで40年に渡ってワークショップ、セミナー、リトリートを開催し、目覚めの道を歩む人々にインスピレーションとガイダンスを分かち合ってきました。彼の教えとプレゼンスは、生と真実の源がわたしたち一人一人の内に宿ることを鮮明に認識させてくれます。レナードはアメリカ、中国、台湾、日本、デンマーク、フランス、英国、オーストラリアなど、世界の広域を訪問しリトリートを開催すると同時に、頻繁にオンラインの集いを開いています。
『レナードの覚醒体験』
1981年にわたしは初めて神秘的な覚醒に遭遇しました。それはとても深淵な体験の数々であり、その後のわたしの人生を著しく変えていくことになりました。この最初の覚醒は深く限りない愛への目覚めでした。最も深いレベルのプレゼンスとワンネスがわたしに開花し、それはまさに「地上の天国」との遭遇でした。
それから約三年後には二度目の目覚めがあり、わたしはキリスト意識(博愛の意識)へと開かれ、再びとても深淵なプレゼンスとワンネスの体験に見舞われました。この時にも「地上の天国」がわたしを招き入れてくれました。この目覚めにおいて、わたしはイエス・キリストに関する多くの啓示を授かるに至ったのです。
1991年の1月、わたしに三度目の目覚めが訪れました。これは「神」の意識への目覚めで、その過程の中でわたしは存在の神秘を探索する数々の機会を与えられました。わたしは岩になり、木々になり、鳥たちと空になりました。創始から終焉までの時間の旅と終焉から創始までの時間の旅を完了しました。これは驚嘆に満ちたとても神秘的な過程であり、存在の様々な意識の領域と次元を通過していくもので、決して容易い旅ではありませんでした。
それ以降、わたしには更に三度の目覚めが訪れました。第四の目覚めは愛の本質の悟りでした。わたしは「この世で愛しみに生きるとはどういうことなのか」を悟りました。第五の目覚めは1994年の夏にニューヨーク市で起こりました。これにより、わたしに開かれたこれまでの目覚めが統合化されることになりました。これまでの覚醒体験の全てがパズルの破片のようにわたしの中でひとつに収まり統合され、全てが最もシンプルな形で機能していくようになりました。
第五の覚醒の後には、わたしは全てが終わり、目覚めの旅は完結したと思っていました。それ以上のことは何も期待していませんでした。しかし1997年の5月に、全く予期していなかった第六の目覚めが突然起きたのです。この目覚めの過程で起こったことは、今まで全く想像だにしていないことでした。わたしの中で、わたしたちの存在の神秘への限りなく深淵な扉が突然開かれたのです。わたしは森羅万象と「ひとつ」でした。あたかも空はわたしの帽子で、そこに煌く星々はわたしの友人であるかのように感じました。時間は完全に消滅し、自分が永遠で全てを超越した意識の状態に目覚めたのは明白でした。この目覚めが落ち着き、わたしの中で統合されるのには、しばらくの時間が必要でした。
この間に、わたしは何冊かの覚醒に関する著書を執筆しました。これらの著者は痛々しく制限に満ちた過去から自分を解放して今の瞬間に目覚め、自分の人生が変容する準備のある人達のためのものです。わたしの最初の著作が『沈黙からの言葉』です。
この本にはわたしの初めての目覚めで啓示された叡智が含まれています。『今の瞬間を抱く』はわたしの第二の作品です。本書には目覚めの道にある人々へのより詳細に渡るガイダンスが含まれています。『天と地の架け橋』は第三の著書で、とても深淵な神秘的な意識の次元について書かれています。この書にはわたしの第二と第三の目覚めで啓示された内容が示されており、以上の二冊と相まって三部作を完成するものです。
2022年に『今この瞬間への旅』の新訳版が新たに出版されました。本書はわたしの教えの完全かつ包括的なガイドとして、真摯に目覚めを志す人々がいつしか直面せねばならない問いへの答えを提供することを意図しています。